いい気分でいたい!:自分を説得できなかったら、『ラッキーなことが起こる』と思い込む
引き寄せの法則とは、「いい気分でいると、いい気分になる出来事がやって来る」という法則です。
もっと言うなら、自分の気分と同じモノゴト・事象が引き寄せられるのです。
ということは、いつでもいい気分でいれば、ハッピーがどんどん集まって来る!!
スピリチュアルだか何だかわからないですが、ハッピーになれるならなんでもいいや!というスタンスの私・・・
どうせならハッピーに!!
と思って、
いる、
んです、が!!
先日こんなことがありました。
大好きな先輩から、京都のとってもおいしいお菓子屋さんのパウンドケーキをいただいたんです。
ふわっふわで、抹茶のいい香りがして、小豆がところどころちりばめられていて、とってもおいしそう。
うれしくて、とっても嬉しくて、家でおいしいお茶と合わせていただこう!!って決めたんですよ。ご褒美だー!やったーー!!って大事につぶれないように注意しながら、帰ったんですよ。
で、混みあう電車内・・・
このケーキを守るために、棚の上に手提げ袋を置いたんですよ。
小さな手提げ袋で、広いスペースが空いているんです。混みあうと言っても、動けないほどでもなく、密着するほどでもない。空いているとは言えない程度。
大きな重たい鞄が乱暴に棚に置かれ、あろうことか私の手提げ袋をつぶしているじゃないですか。
いやいやおかしいでしょ!!スペース見てよ、私の荷物こんな端っこにおいているのに、なんでそこまで人の荷物にもたれかかってるの!?しかも、その荷物の置いている位置、私の荷物をつぶさなくてもおけますよ!?!
と、なぜかムッカーって思ったんです。
荷物を置くときに、ほんのちょっとだけ気にしてくれれば、私のパウンドケーキをつぶさなくたって荷物が置けるのに・・・
いい大人でしょ?ほんのちょっとの思いやりでいいんだよ?さらに私が遠ざけた手さげ鞄を追うように、上着までかぶせてくるし・・・
そう考えると、今度はなんだか悲しくなり・・・
こんなちっぽけな幸せ(パウンドケーキ)すら守れないのか・・・
楽しみにしてたのに・・・
こんなことならずっと手下げ袋を抱えてた方が良かったかな・・・
誰かにとってみればささいなこと、気にしちゃいけない。気にしちゃいけない。
そう思うと、今度はイラッとしてくる。
そもそもなんでそんな置き方してるの。みんなのスペースじゃん。こっちはしっかりとマナー守ってるのに、なんで人の荷物をつぶすわけ!
あー、もういいや、人にこんなことをするなんて、この人は絶対後で悪いことが起きるわ!!
・・・・・・・。
こんなことを考えている自分が嫌になって来る。
なんなの、パウンドケーキ楽しみにしてただけなのに・・・
(ほんと書き起こすと、『おまえ考えすぎだ―ーー!!』って言いたくなりますね)
と、ここまで考えた私。
しかし、このまま<気分がマイナスに向く思考は通り過ぎるの待つ>というスタンスでいると、人を呪わば穴二つ、というから、まさかの自分にマイナスな状況になりかねない!!
なんで、この人のためにそんな気分にならないかんのか!!
絶対いい気分になってやる!!
と、一念発起!!
(1)まずは、音楽を聞いてみた
⇒ダメだ、音楽聴いても気分に乗れない。むしろ、聞こえてくる明るい音楽に『うるさい・・・私、今そんな気分じゃないんだけど』という抵抗が生まれる。
※ここからわかるんだけど、BGMで気分を上げる方式は、寝ぼけた頭やぼんやりした気分など、ゆるやかな意識の時は有効と思われます。
逆に意識が覚醒していて、かつ不満が爆発しているときは反発が発生することがあるようです。
(2)いい気分になれないか、言葉遊びをする。
ケーキをつぶされた。でも、味は変わらない。
・・・・・・・・。
味は変わらないけど、ふわふわ命のケーキなんだよ!!ふわふわ消されたら、そもそもその願望が叶わないじゃん!!!ふわふわ食べたいっていう私の気持ちはどうなるの!!!
と激しい抵抗が生まれる。
再度、
ケーキはつぶされた。でも、おいしい。
ケーキはつぶされた。でも、小麦系はパニーニ(イタリア発祥の鉄板でつぶされたサンドウィッチ的なパン)もあるようにつぶした方がおいしい場合がある。
ケーキはつぶされた。でも、この荷持の持ち主は実はとても同情せずにはいられない事情がある。
ケーキはつぶされた。でも、夜景は綺麗だな。
と考えてみても・・・・
ケーキはつぶされた。でも、おいしい。
→おいしいけど、ふわふわじゃないんだよ!つぶされたんだよ!!
ケーキはつぶされた。でも、小麦系はパニーニもあるようにつぶした方がおいしい場合がある。
→だから、さっきから言ってるけどふわふわ略
ケーキはつぶされた。でも、この荷持ちの持ち主は実はとても同情せずにはいられない事情がある。
→知るかー!ふわふわ略
ケーキはつぶされた。でも、夜景は綺麗だな。
→夜景の話はしてないんだけど!!?
と激しい抵抗が発生しました。相当イラッと来ているようです。
通常は、
例:やらなくていい仕事を押し付けられた
やらなくてもいい仕事を押し付けられた、面倒だなあ・・・まあ、勉強になるかもね!
って、
不満 + 「でも」という反語 + プラス思考
で解決できるんですけど、そうじゃないんです。
この不満は、自分のやりたかったことが叶わなくなった、という現実から生まれているので、上記の仕事の例と違って、「ま、いっか!」って思えないんです。
でも、その理不尽さに対して自分はどうこう出来るかって、今すぐどうこうできないんです。
でも、なんとかしたいんです。どうにかできないからこそ、悲しくて怒ってるんです。
さあ、どうするか!!
無視する!!というのがいいでしょう。しばし、考えないことに集中する。
怒ってもいいって思う。イライラしたっていいって思う。この怒りは正当だって思う。
でも、怒ったままは嫌だ・・・・・
じゃあ、どうしよう?
私はこう考えました。
私は何にも悪くないのに、突如ケーキをつぶされた。
この状況を受け入れてあげる私って、絶対いい人だよね。大物だよね。
これは・・・・・いいことが起こるに決まっているね。
もちろん、こんな状況に陥ってなくても、私はいい人だし、大物だし、いいことばっかり起こるけどね。
でも、さらにいいこと起きるわ。絶対起こるに決まっているわ。うん、そうだ、いいこと起きるに違いない。
ふっふーん♪
って、思ったら、「ま、いいや!」って少し心が軽くなりました。
そう、さっきは「この人に悪いことが起きるに違いない!!」って他者を攻撃していましたが、他人はどうでもいいんで(何より他人を攻撃する自分になりたくない・・・)、「自分にいいことが起きるに違いない!!」って自分を高める方向にシフトしました。
こうすれば、自分が自分の考えで呪われることもありません!
さらに、いいことが起きそうな予感がしてきます!
いいこと起きるんだ!なにが起こるかなー!なにがいいかなー!
そう思うと、ちょっと心にゆとりが生まれるので、さっきまでの説得も聞き入れる余地が生まれてきます。
さくっと気持ちを切り替えられる人はいいけど(むしろスルーの方がいいと思われる)、そうじゃない場合(こだわりがある場合)、私は段階を踏んでいくのがいいみたいです。
なんか、あれに似てますね。
人質と一緒に立てこもっている犯人、緊迫した状況で説得する感じ。
こういった立てこもり犯を説得する場合も、なんでもかんでも「武器を捨てろ―!」って説得したって、聞く耳を持っていないなら、言葉は届かない。
だから、例えば食べ物を差し入れる、立てこもり続けすぎて疲れが来て相手もこのままでいるのが嫌だと思い始める、など適切なタイミングを見るのが大事。
自分の心だもんね、待ってあげてもいいと思います。
私が書いたケーキの話も、誰かから見たらどうでもいいちっちゃなイライラでしょう。
でもね、私にとっては重要だった。
思考は無意味だとかいろいろ言われたって、世界にただ一人の私にとっては大事なことで、その味方でいてあげられるのもやっぱり私なんですよね。
大げさだろうがなんだろうが、私がいい気分になれるならなんだっていいのです!
ということで、電車に乗ってから降りるまでの間にこんなことを考えながら、最終的には、「あーもう絶対いいこと起こるわー、起こるに違いない。そして思ったよりケーキつぶれてない、うん、なんかそんな気がする!」と前向きに帰路に就いたのでした!
考え方一つで幸せになれるならちょろいもんです!
ていうかちょろすぎて、この記事を書きながら、噴き出す自分がいます。
だってもうねえ・・・・・単純だなあ(笑)
いいと思うよ(笑)そんなあなたが大好きだよ!>自分
ふっふー!
よい夜をー!(´ω`)ノ