【散文】人生を変える絵画ってあるかな?とか
大自然に感動した!とか、人生観が変わる程美しい光景だった、みたいなことを耳にはさむけれど、人生を変える芸術作品はあるんだろうかって思った。
この思考のスタート地点は、
「イルミネーションを楽しむみたいに、気軽にアートは楽しめないんだろうか?」
って感覚。
アート、芸術。
言葉が硬いのかな、絵が好きと、美術が好きだと誰かに伝えた時に感じる一瞬の空気のこわばりってなんだろう。
お堅いわって感じ?
もっと軽く、さくっと、つまみ食いするようにアートに誘いたい!
ウィンドウショッピングに行くような、ちょっと鼻歌でも口ずさむような、それでいて心がときめくような感じがいいなー!
そんなことを考えてたら、自然に触れ合う時はこう、ゆるいっていうか。
大自然、サイコー!!みたいな軽い感じあるよなって。
厳しい自然、とかそういう次元とは違うお話で!
時間があるなら行ってみなさい大自然!!ってのはよく聞くけど、「この絵を見ずに終わっちゃなるめえ」的な絵ってあるかしら、て思った。
というか、漠然と、
そういう絵ってあるよね!?!あるよ!!もっとみんな気づいて!!
って感情があることに気づいて笑えてしまった(*ノ‐`)
私はアートの何様だ。みんな気づいてってなんだ。笑
たぶん、わたしは、単なるファンだ。
おせっかいなファンだ。
だって好きなんだもん、てそれだけで、「もっと知ってー!」って思っちゃう。
アートな旅っていいなー!
オシャレ感とかはあってもなくてもよくて、その場所を感じるアートが最高だと思う。
例えば、イギリスのコッツウォルズ。
あそこはピーターラビットが生まれた場所。
作者さんはあの自然をこよなく愛していたそうです。あれは、愛さずにはいられない!
今、思い出すだけで、心地いい風が胸に吹いてくる。
例えば、北欧で誕生した「叫び」。
ムンクの叫びって言わなきゃ伝わらないだろうか。
どこまでも続く氷河、曇り空の下で走って、走って、走って、ずーっとそれだけの世界。
あれは、あんな顔になっちゃうよなあ。
……といっても、あの場で描かれたかは知らないんだけども。
私、ゆるっとしてたい。
何年に時代がどうとか最初はいいから、それぐらい気軽に感じてたい。
ちょっとした色でも、形でも、シンプルさも好きだけど、ごてごてのごっちゃごちゃもだいすきだ。
私、絵がすきなんだなー。
知ってたけど、知らなかった。
こんな好きだから、自然と触れ合うみたいに触れ合いたいんだ。
大地の芸術祭、今年は行こうかなー。
あと横浜の日本画のも気になってる。
青森県立美術館のシャガールもまた会いたい。あの力強い版画も。
土地の匂いがするアートってすきだ。時代の匂いとか、作者の感じが伝わってくるやつ。
あ、「一回は見ておくべき絵画」の答え、出なかったな。
これは宿題だねえ。
ゲルニカとか?生で感じる差し迫った感じ、ぜひ見て欲しい。前はカメラで撮影できたんだけど、劣化のリスクがあるから、私が行ったときはダメになってたなあ。
ゴッホのひまわりも、生で見たら黄色の迫力が断然違うから見て欲しいし、クリムトの口づけ?もあの金色はデジタルやプリントじゃダメだ、反射光が優しく照らしたゴールドは必見…むにゃむにゃ
絵を見て浮かぶ感情で遊びたい。触れたい。
色でいっぱいになりたい。
そういや真っ暗なオフィスにいた時、カラフルな世界で満たしてほしくてたまらなくかった。
絵を通してみる世界は、私が愛してやまない日常生活につながってる、ような?
その、湧き上がる感覚が、同じような気がする。
なんてね!
素敵な夢を!あ、初夢見忘れたー!