ハンドメイドとか製本に興味しんしん
製本に興味が出てきた。
なんでかって、前に書いたじゃない。自分の本を作ってみたいって。
吾輩は本を作ってみたい。だが、中身はまだない。
そんな状況である。
更にいうとなんで製本かっていうと、いまはやりのハンドメイドサイトのminnneを眺めるのが最近楽しくて。
最初はね、ウィンドウショッピングを楽しんでいる感覚がするからだーって思って。
これがお店だったり、ましてフリーマーケットみたいなのだったらこうはいかないもの。お店の人の視線が・・・気になる。
その点、minneは相手側からの視線はない。
代わりに商品も手元にないけど、なんといっても写真がかわいい。
やっぱりinstagramみたいなアプリケーション、もっといえばスマートフォンって世界をまた塗り替えたんだろうなあって思う。
写真がかわいいと、見ちゃう!!
気が付いたら見ちゃう。
で、見ていて気付いた。
ショッピングサイトもそうだけど、商品を見ているんじゃなくて、その先を見ているんだって。
その作品がある生活、身につけた時の自分、使っている時の心地よさ。
ハンドメイドのいいところは、商品を作った人=作家さんが見えるところで。
商品を見ているようで、その作家の方の世界観だったり、想いだったりにとても共感して欲しくなる。
やっぱり共感って人を動かすんじゃないかな。
ストーリーに共鳴する。
そんな感じ。
ハンドメイドってさっきお店よりも密着感があるから、普通のマルシェっぽいくらいの動きがあるならいいんだけど、ほんとのほんとに近い距離だと、・・・なんだろう、ウェット感があって。
人と人とのぬくもりに近い湿り気というか、つい、身構えちゃって、今まで距離を置いてたけど、こうやってminneを覗いてみると、やっぱりすきだなーって思った。
ぬくもり、ぷらす、お手軽さ。
私はアートは好きだけど、実をいうとそんなにアート作品を買うとかというと、そうでもなかったりして。
だって、既製品ってすごく魅力的だ。
よくできていて、ありふれた街角で出会う商品に勝手にストーリーを見出して、運命だ!と思い違いをして買うことの方が多い。
おとくな品にも惹かれる。こんなに素敵でこのお値段!
とかいいつつ、色が合って、シンプルなんだけど小技がきいていて、かわいくて、でも使い勝手がいいものっていうのが理想。
こんな理想だから、誰かに言ったりしないんだ。めんどくさいもの、私自身めんどくさい。
でも、あったらいいなーって思うから、これはこれとして。
まるで眺めておくかのような、でも現実にありそうな場面の写真を飾っとくみたいな感じ。
使い物にならないくらい、うすい張りこのような。
洗うのに緊張感すらともなう、うすはりグラスのような。
あってほしいけど、ちょっと扱いづらいきれいなもの、みたいな感覚。
なんだっけ。
そうそう、minneを眺めるのが好きって話。
全部にときめくけど、その中で際立ってときめく作品があって。
それは豆本だったり、手帳だったりするんだけど、「あ、かわいいな」って思うと、「あ、またこの方の作品だ」ってなって驚く。
たぶんすきなんだろう。恋しちゃったんだ。
欲しいな、欲しいなって気持ちはあるけど、今は眺めているだけ。
そのうち、買っちゃうかもなんだけど、そうこうしているうちに、製本自体に興味を持ったという訳だ。
・・・書いていて気づいたけど、恋と同じかも。
好きになったら好きになった人のことに興味を持っちゃう感じ。
そうなんだよね、すきになると取り込みたくなる感じ。なかなかに強欲なんだよ。まるのみにする、みたいな。怖いな!
ともかく、そんな貪欲な私が製本について調べてみようと思った。
でも、実をいうと寄り道もしていて・・・
例のね、仮面とかね。マスカレードとかね。
密やかに暗躍する、とか言ってみただけ。
さて。
Have a good night!! ; >